ネットいじめ防止アニメーション
(小学校高学年向け)
(教科:特別活動)

■監修 元 日本学校視聴覚教育連盟 会長 小泉憲也
■スタッフ 制作………………………… 木裕己・藤井正和
監督……………… 木裕己
脚本・監督補……………… 阿部伸太郎
■制作/著作 (株)映学社(有)リバティシップ
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作品の内容
■少女はなぜそこまで追い詰められたのか
 ある家族のリビング。カッターナイフで自分の手首を傷つけ、自殺を図ろうとしている少女。間一髪のところで母親が気づく――そんな衝撃的なシーンから、この物語は始まります。少女の名前は大島加奈。小学校5年生。明るくまじめな性格です。そんな加奈の身に起こった、思いもよらない出来事。それは今、どの子供たちに起こっても不思議ではない出来事なのです。

■仲良し4人組、その歯車が狂い始めて…
 放課後、楽しげに下校している少女たち。主人公の大島加奈、活発な美咲、メガネの葵、お調子者の千恵。4人は大の仲良し。いつも笑いが絶えません。その日は千恵が、買ってもらったばかりの携帯電話を見せて、大はしゃぎ。「携帯電話ってカワイイね!」「いいなぁ!私も欲しい!」特に負けず嫌いの美咲は、どうしても携帯電話が欲しくなりました。
 数日後、携帯電話を買ってもらえた美咲は、学校に持ってきて、こっそり加奈たちに見せました。真面目な加奈は「携帯は学校に持ってくるの禁止だよ。」と言ってみましたが、美咲は全く気にしていません。
 そして4人の会話は、次第にメール中心に変化していきました。

■美咲の本を無くしてしまった千恵は…
 千恵は美咲から本を借りていました。でも千恵は、うっかりそれを無くしてしまったのです。無くしたことを美咲に言えずにいた千恵は、悩んだ末、携帯電話で美咲に謝りのメールを送りました。すると美咲から、思いもよらない絶交メールが返ってきたのです。
「ドロボー!!サイテーだよ。もう、絶交だから!」
この事がキッカケで千恵はクラスの仲間からも「いじめ」を受けるようになっていきました。

■無視される、教科書を捨てられる千恵
 加奈は千恵がクラスの仲間から、無視されていることを知りました。ゴミ箱には千恵の教科書が捨てられていました。気の強い美咲を怖がるクラスの子供たちは、美咲の言うままに千恵を仲間はずれにし、それはどんどんエスカレートしていきます。
「お母さんに言おうか?」「美咲に止めるように言おうか?」加奈は考えましたが、自分がいったいどうしたら良いか分からず、見て見ぬふりをしてしまいます。

■今度は加奈がいじめのターゲットに
 そんなある日、美咲の携帯電話が先生に見つかり、告げ口したと思われた加奈が、今度はいじめの対象になってしまったのです。靴を隠され、上履きを泥だらけにして帰ってきた加奈。お母さんは不審に思いますが、やはり加奈は親に本当のことを言えません。
「美咲に私が告げ口したんじゃないってメールしよう。」そう思った加奈はパソコンメールを開きます。すると誰かからメールが。書かれていたアドレスにアクセスしてみると、そこは学校裏サイト。クラスの男子がいじめられている動画や悪口。そしてスクロールしていくと…「大島加奈って、まじキモイ!いい子ぶってんじゃねぇよ!」誰が書いたか分からない様々な加奈の悪口がリアルタイムで次々と書き込まれていくのです!
ショックを受ける加奈。絶望した加奈は思いあまって…

■ゆるせない!ネットいじめ
 なぜ、こんな悲劇が起こってしまったのでしょう?
この物語のような事が、今、現実に全国で起こっているのです。いじめ、ネットいじめを防ぐには、どうしたらよいのでしょう?ここからは、携帯メールやインターネットなど、相手の顔が見えないコミュニケーションの恐さ、いじめの構造、いじめにあってしまった時の具体的な対応策などを、加奈に起こったストーリーのポイントを押さえながら、もう一度、解説します。